安楽寺
法然上人の弟子、住蓮と安楽の二僧を供養するために創建された寺。後鳥羽上皇の寵愛を受けた姫、松虫と鈴虫は、住蓮と安楽の説法で尼僧になるが、上皇の怒りにふれ、二僧は死罪となってしまう。境内には住蓮、...
法然上人の弟子、住蓮と安楽の二僧を供養するために創建された寺。後鳥羽上皇の寵愛を受けた姫、松虫と鈴虫は、住蓮と安楽の説法で尼僧になるが、上皇の怒りにふれ、二僧は死罪となってしまう。境内には住蓮、...
奈良時代(天平勝宝8年)創建といわれ、かつては高雄の神護寺の末寺として栄えた。毎年8月16日に奉納される六斎念仏踊りは府の無形民俗文化財に指定されている。丹波の名彫物師・中井権次作の龍の欄間は見...
産土神として信仰を集めている。京都祇園祭りのミニ版といわれ、府の無形民俗文化財に指定されている「ひき山鉾祭り」は、毎年10月スポーツの日にこの神社で行われる。虎や竜、天女、獅子の見送りで飾られた...
臨済宗の寺院で、文徳天皇の皇子、惟喬親王が「観世音菩薩」を祀られ、この地を去るとき村人へのお礼として癌封じの秘法を授けられたと伝えられる。毎年7月の第1日曜日に行われる観音まつりは、ガン封じのご...
四季のカラスを描いた襖絵により「カラス寺」として親しまれる楞厳寺は、奈良時代の天平4年(732)林聖上人の創建と伝える古刹。境内の菩提樹、百日紅、椿は三古木として有名。また、関西花の寺25か所霊...
平安時代の天慶5年(942)、空也上人によって開基された。寺宝の絹本著色仏涅槃図は鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されている。 ※ご利益:交通安全
愚中周及が開山した丹波随一の古刹で、古い歴史を刻み、静寂なたたずまいの中にも威厳を漂わせている。本堂は、昭和38年(1963)の再建で、江戸中期~後期建造の開山堂、薬師堂などが境内に昔のままひっ...
奇岩と清流、うっそうとした古木におおわれた幽境に神々が座して天下ったといわれる巨大な御座石が威容を誇っている。付近の山一帯は、足を踏み入れてはならないとされる神域で、岩戸山京都府歴史的自然環境保...
江戸時代に7代藩主・京極高備(たかまさ)により、四国の金毘羅権現の分霊をお迎えしたもの。家内安全、学業成就、商売繁盛、縁結びなどのご利益があるといわれている。全国でも珍しい「狛猫」は、ちりめんで...
台座を含むと高さ5.3mの府下で有数の石の立像で、江戸時代後期に建立された。右の頬にあざのような染みがあることから「アザ取り地蔵」とも呼ばれて親しまれている。冬になると、信仰する人々の手によって...
「本能寺の変」後、夫・細川忠興の命により明智光秀の三女・玉(のちの細川ガラシャ)は、標高約400mに位置する京丹後市弥栄町味土野に幽閉された。ガラシャが2年余り過ごしたといわれる味土野・女城跡に...
天平2年(730)僧行基が開いたという古刹。本堂は、鎌倉時代のものでこけらぶき、入母屋造り、しとみ戸をはめた神殿造り、しっとりとした落ち着きのある建物で重要文化財に指定されている。行基自作の行基...
大徳寺塔頭。細川忠興により創建された。千利休の邸宅を移築したものといわれている書院、二畳台目の簡素な茶室松向軒や忠興・ガラシャ夫妻のお墓がある。秋は紅葉が見事。 ※ご利益:心のやすらぎ
老杉が茂り、巨大な杉の根が地面をはい、神秘的なムードが漂うなかに建つ奥の院魔王殿。650万年前に金星から飛来したともいわれている護法魔王尊を祭っている。
山城と丹波との境界をなす山で、標高924m。清滝からの表参道のほか、樒原からの丹波口参道、月輪寺道・水尾道があるが、一般的なのは表参道で、約2~3時間くらいで登れる。山頂には愛宕神社があり、古く...
平安時代の初め、この地に湧きでた香水が神社の名前の起こりとされ、地元では「ごこんさん」と呼ばれている。名水百選に選ばれている御香水の人気は高く、現在でも容器持参の人たちが大勢詰めかける。境内には...
“さしていく笠置の山をいでしより 天が下にはかくれがもなし”(太平記)武家政治を打破し、天皇政治をとり戻す策略が発覚した後醍醐天皇が、逃れようとする途中に大きな松の下で休まれ、そのときに詠じられ...
日本一早くまわれる七福神巡り。神応寺から東光寺までの約5kmに及ぶのどかな道のりは、散策に最適。(神応寺→養仙寺→蔵宝寺→金光寺→耕雲寺→極楽寺→東光寺 所要時間 約2時間)※コース途中にある七...
網干場から発展したもので、潮の干満差の少ないこと、山と海に挟まれた狭い土地を利用するうえから生まれた。湾をとり囲み、海にうかぶように、230棟が軒を連ねている景観は見事。昔は、わらぶきの平屋建て...
伊根浦から経ヶ岬へ行く途中に、日本最古の「丹後風土記」に描かれている浦嶋子(浦島太郎)の物語の舞台となった浦嶋神社がある。この神社は天長2年(825)当時の丹後の豪族であった浦嶋一族の業績をたた...
丹後ちりめんが、今日のように独特のしぼを持ち、しなやかな風合いと光沢をもつ織物になったのは、今から約300年前の享保5年(1720)峰山の絹屋佐平治(のちに森田治郎兵衛と改名)が京都西陣の機屋へ...
関西花の寺3番礼所。平安時代初頭に高丘親王によって開かれ白河天皇が中興したと伝えられる金剛院。三重の塔、本堂、雲山閣などが周囲の景観と溶けあって、訪れる人たちの心を引きつける。春の新緑や冬の雪景...
〈一日尼僧修行〉女性対象。日にち要相談、10時~15時実施。白衣着替~足香~法衣授与・念珠作製~瞑想・礼拝~昼食~法話・読経~護摩祈祷~成満之証・法名授与定員/約20名(要予約)
平安時代の初め、清原夏野が双丘寺として創建し、天安2年(858)文徳天皇が大伽藍を建て天安寺とした。大治5年(1130)鳥羽天皇の中宮待賢門院が再興し法金剛院と改名、鎌倉時代円覚上人が更に復興し...