
石峰寺
伏見稲荷大社の南にあり、石仏の寺として知られる禅寺。本堂背後の竹林に立つ五百羅漢などの石仏は、安永半ばより天明初年まで前後10年余りをかけ、京都の画家・伊藤若冲が下絵を描き石工に彫らせたものと伝...
伏見稲荷大社の南にあり、石仏の寺として知られる禅寺。本堂背後の竹林に立つ五百羅漢などの石仏は、安永半ばより天明初年まで前後10年余りをかけ、京都の画家・伊藤若冲が下絵を描き石工に彫らせたものと伝...
鎌倉時代末期、日像上人が向日神社前にある法華題目の石塔婆の傍らにお堂を建て、石塔寺と名付けたのが創建と伝えられている。境内には山吹、つつじが多く、毎年5月の花まつりに披露される「鶏冠井題目踊」は...
乙訓地方で最も古い神社です。江戸時代以前は天神八王子社と呼ばれ牛頭天王を祭神としていました。天王山の名は祭神の牛頭天王の天王から由来しています。本殿は江戸時代後期の建築で国の登録文化財に指定され...
江戸時代に、代々幕府領の庄屋を務めた伊佐家の住居で、国の重要文化財に指定されている。享保19年(1734)に建てられた母屋は、茅屋の屋根の厚さが特徴的でかつてあった巨椋池の茅で葺かれ、赤い壁は、...
旧綴喜郡のなかで、もっとも古い神社のひとつ。創建は明らかではないが、日本全国の神社を記した平安時代初期の書物「延喜式」にも掲載されている神社で、当時は朝廷から崇敬されていた。祭神は天照大神の弟、...
うっそうとした木々に覆われた境内は、真夏日もひんやりと空気が漂い、濃い緑陰をつくっている。本殿は貞享4年(1687)再建の春日造。境内には橘神社があり橘諸兄の末えいの橘正成をまつっている。隣接す...
高神社の鎮守の森は、京都百景のひとつに選ばれている。その奥に、高神社の社はひっそりと立っている。本殿は桃山時代に建てられたもので府指定文化財。あでやかな装飾が施され、桃山時代の建築の風潮がくっき...
和伎神社とも涌出宮とも呼ばれる和伎座天乃夫岐売神社(わきにますあめのふきめじんじゃ)は、約1260年前の天平神護2年(766)、現在の三重県にあたる五十鈴川の船ケ原から天乃夫岐売命を勧請したのが...
藤原氏の氏神である奈良春日神社と縁故があるといわれ、創立は平安時代、後の仁平2年(1152)に再建された。重要文化財に指定されている本殿は、一間社流造り、桧皮葺、小づくりのものながら、蟇股の彫刻...
浄土宗西山禅林寺派の寺。比叡山延暦寺の開祖最澄の慈母妙徳夫人の生誕地として1200年の歴史を有する寺院である。また、宗教の如何を問わず、水子供養の菩提所として信仰されている。本尊の阿弥陀如来像は...
慶雲元年(704)開基という古刹で、西国第28番札所。本尊は、秘仏の聖観世音菩薩。本道への石段右手にある「撞かずの鐘」は、その音色に鐘を作る際に誤って命を落とした子供の泣き声がするため、鳴らされ...
とんちで知られる一休禅師が、63歳の時に復興させた寺。名勝地に指定されている方丈庭園や重要文化財に指定されている本堂がある。方丈庭園は松花堂昭乗、佐川田壽六、石川丈山の合作によるもので、「三作の...
臨済宗南禅寺派、西国薬師霊場第26番札所、丹波古刹十五ヶ寺霊場13番札所で、「丹波のもみじ寺」として有名。また、重森完途作「薬師三尊四十九燈の庭」もあり、庭園内には水琴窟もある。
〈坐禅会〉坐禅・法話・抹茶(要予約)〈写経会〉毎月18日(5/18は休み)
バラモン教から伝わり、日本の佛教音楽の元となった声明(しょうみょう)の発祥の地といわれている。〈宿坊〉おつとめ、法話は自由参加。希望により写経(納経料1,000円)有り。定員/約10人(要予約)...
〈府立丹後郷土資料館〉国の史跡、丹後国分寺跡に建てられた府の施設で、丹後地方を中心とする考古資料、歴史資料、民俗資料を多数所蔵・展示している。通年の常設展の他、特別展や企画展などを随時開催し、丹...
学問の神様・菅原道真公を祀る全国におよそ一万二千社御鎮座する天満宮・天神社の総本社。〈御縁日〉毎月25日の縁日には蚤の市や露店約1,000軒が並び、たいへん賑わう。また、この日は境内で神楽舞も行...
江戸時代、京屋敷を持たない大名の宿舎となった町家で、個人の住居である。大名の身辺警護のための武者隠し、隠し階段や落し階段など敵の侵入を防ぐ巧妙な仕掛けが施されており、国指定の重要文化財となっている。
京都市有形文化財指定。代々薬屋を営んできた老舗住宅。明治初期の建物で、京都市の伝統的商家の風格と趣を伝えている。
「山崎の聖天さん」と人々から厚い信仰を受けている寺。境内にある建物は禁門の変の余波で焼亡し、今日見る建物は明治になって再建されたもの。桜と紅葉の名所で、境内東側には昭和初期に植えられた桜が多くある。
明治42年(1909)に建築。水運業で栄え、由良川流域の歴史を築いた「平野家」を再生したもので、京都府指定有形文化財に指定されている。母屋1階には10畳3間の続き座敷、縁側、式台構え、床・棚・書...
鴨川の水源地に位置し、天長6年(829)空海によって創建された。本尊不動明王は空海の直作といわれ、日本最古の不動明王像といわれている。境内は、豊かな自然の修行場であり来山者の心を癒してくれる。京...
江戸時代中頃(1738年)に「青製煎茶製法」を開発・普及し、日本の緑茶製法の基礎を築いた永谷宗円の生家(昭和35年再建)。内部には製茶に使われた貴重な焙炉(ほいろ)跡が保存されており、映像で宗円...
江戸中期・享保年間(1716~1736)創業の和菓子の老舗。茶房では「くずきり」やお抹茶をいただくことができます。この「くずきり」は昭和の初期、祇園に遊ぶ文人・墨客をはじめとして、通人・粋人とい...