重森三玲邸庭園美術館
枯山水庭園。邸宅は吉田神社旧社家で、木造平屋建ての書院は国の登録文化財となっている。庭園は15畳の座敷からの眺めを意識し、重森本人が設計したもので、立たせた石を重なるように配し、力強いイメージの...
枯山水庭園。邸宅は吉田神社旧社家で、木造平屋建ての書院は国の登録文化財となっている。庭園は15畳の座敷からの眺めを意識し、重森本人が設計したもので、立たせた石を重なるように配し、力強いイメージの...
江戸中期・享保年間(1716~1736)創業の和菓子の老舗。茶房では「くずきり」やお抹茶をいただくことができます。この「くずきり」は昭和の初期、祇園に遊ぶ文人・墨客をはじめとして、通人・粋人とい...
二の丸庭園は神仙蓬莱の世界を表した庭園と言われ、作庭の年代については記録や作風から、二条城が造営されたときに、二の丸御殿に調和させて作庭されたものと推測される。寛永3年(1626 家光時代)の後...
楽々荘は、貴族院議員で明治時代の京都の政財界の立役者で、現在トロッコ列車が運行している旧山陰本線を敷いた実業家田中源太郎の邸宅として明治33年(1900)頃完成。迎賓館として建てられた書院造りの...
岩本城跡は岩山山下地区の背後、通称「城山」の山頂部に築かれた戦国時代の山城。山頂の主郭部には土塁跡が残り、周辺にも曲輪跡が残る。南北朝の動乱で落城したとの伝承もあるが、周囲から石塔や瓦が出土する...
大宮神社宝筐印塔と同じタイプで鎌倉時代の塔。南区の旧「切林村」に位置し、和束町から伊賀方面へ向かう街道横にある。ここで旅人がわらじの緒を締め直し旅立ったことから地元では「わらじの神様」と呼ばれて...
建物は国の登録有形文化財です。庭園は京都府の名勝に指定されています。資料館(無料)もあり、上野家当主の往時の貴重な資料等をご覧いただけます。
旧石田家住宅は、表構えに格子と出格子を並べ、大屋根の下の白壁に虫籠窓がある江戸時代末期の町家建築の基準となる建物で、西国街道沿いに店を構え、「紙屋清兵衛」の屋号で和紙などを取り扱った商家。(平成...
京都市指定有形文化財。上賀茂神社の神主筋(七家)の社家の一つ。明治4年(1871)の国家神道令により上賀茂神社より離れたが、それまで社家として代々が居住した。住宅は伝統的な賀茂の社家スタイルの建...
平安時代に編纂された延喜式神明帳に載っており、乙訓地方で最も古い神社のひとつ。天正10年(1582)6月に起こった山崎合戦に際し、羽柴(豊臣)秀吉は家臣の片桐祐作を本社に遣わし戦勝祈願をしたとい...
山城と近江の信楽を東西に結ぶ街道で、織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺の変」勃発時に、堺にいた徳川家康が宇治田原を通り、領国三河へ逃れた。家康一行は郷之口にあった「山口城」や奥山田の「遍照院」...
南山城の最高峰である鷲峰山(682m)は役行者によって開かれたといわれ、古来吉野と並び称される山岳宗教の拠点として栄えた。現在は山頂付近の金胎寺境内が国史跡に指定され、山頂からは遠く琵琶湖まで見...
鎌倉時代に成立したという説話集「宇治拾遺物語」には、大海人皇子(後の天武天皇)が吉野から大津への道中に宇治田原に立ち寄ったという話が収録されており、宇治田原の南地区がその舞台とされている。他にも...
約4km・約2時間阪急京都線西向日駅→史跡長岡宮跡朝堂院跡→史跡長岡宮跡築地跡→桜の径→一文橋・歴史の道→石塔寺→説法石(向日神社)→須田家住宅→築榊講常夜燈→寺戸川(深田川)→JR京都線向日町駅
相国寺塔頭。作家水上勉氏が9歳~13歳まで雛僧としてここで修行し、その体験をもとに小説「雁の寺」を著したことで知られている。本堂の御本尊は6代将軍足利義教が寄進した平安時代の木像仏で、雲上来迎の...
大仙院は大徳寺の塔頭でお抹茶が楽しめる。大仙院の方丈は室町時代に建てられたもので、日本最古の方丈建築として貴重なもの。特別名勝史跡に指定された枯山水庭園は龍安寺の石庭とともに天下無双の名園といわ...
等持院は足利家の菩提寺として知られ、霊光殿には足利歴代将軍の木像が安置されている。方丈(本堂)北側には、衣笠山を借景とした芙蓉池と東側に心字池、ともに池泉回遊式庭園がある。夢窓国師の作庭として伝...
牛若丸や天狗伝説で知られる鞍馬寺は、清少納言が枕草子で「近くても遠きもの」と記したつづら折りの坂道が約1kmつづく。なかなか大変な参道だが、歴史をたどりながらの散策が楽しめる。本殿前からは比叡山...
正式には六六山詩仙堂丈山寺といい、寛永18年(1641)丈山隠棲のため詩仙堂を建立、終の棲家と定めた草庵。三十六歌仙にならい中国歴代の詩人36人を選び三十六詩仙とし、狩野探幽・尚信に肖像を描かせ...
東山文化の代表として知られる銀閣寺の正式名称は東山慈照寺。足利義政が文明14年(1482)に開いた山荘。銀閣(国宝)は、観音殿として質素高貴な意匠であり、東求堂は初期書院造の遺構。庭園は国の特別...
圓光寺は、徳川家康が国内教学の発展を図るため足利学校第9代学頭・三要元佶を招き、伏見に学校と木製活字を与え書籍を刊行した。現存する活字では日本最古のものであり、重文に指定されている。また、本堂前...
明治19年(1886)に造成された京都市で最も古い公園で、明治26年(1893)には疏水の水を利用した噴水が瓢箪池に取り付けられ、大正3年(1914)には、七代目小川治兵衛により本格的な回遊式庭...
東福寺塔頭。庭の苔がとても美しいことから「虹の苔寺」の別名をもつ寺院。歴史は古く明徳2年(1391)、金山明昶(きんざんみんしょう)によって創建。「波心庭」とよばれる庭園は、白砂の枯れ池と苔を巧...
浄土宗の総本山。承安5年(1175)、浄土宗の開祖・法然上人が吉水の草庵を結んだ念仏発祥の地。その後、徳川家康によって寺域が広げられた。東大路通に面して立つ古門の参道沿いには多くの塔頭が並ぶ。壮...