
神護寺
高雄山中腹に立つ神護寺は真言宗の遺迹本山で、密教寺院有数の名刹。境内には書院や五大堂、毘沙門堂、大師堂、金堂など優れた建築物が建ち並んでおり、金堂の西にある地蔵院では厄除けの‘かわらけ投げ’が楽...
高雄山中腹に立つ神護寺は真言宗の遺迹本山で、密教寺院有数の名刹。境内には書院や五大堂、毘沙門堂、大師堂、金堂など優れた建築物が建ち並んでおり、金堂の西にある地蔵院では厄除けの‘かわらけ投げ’が楽...
桂川西岸に立つ桂離宮は約6万9000平方メートルの敷地を誇る離宮庭園。元和元年(1615)に造営が開始され、完成したのは数十年後。庭園と建築の総合作品として名高い園内には、中央に池が設けられ、そ...
長岡京遷都に際し、藤原氏が奈良春日大神を勧請したといわれる古社。そのため本殿の形も春日大社を模したもので、朱塗りの鮮やかな檜皮葺きの社殿が4棟、一列に並んでいる。木々が生い茂る林を抜けたところの...
嘉祥3年(850)の創建で、通称「なりひら寺」と呼ばれ、平安初期の歌人で六歌仙のひとり在原業平が晩年に隠棲し塩焼きの風情を楽しんだ寺で、境内には業平の墓と塩釜の跡の旧蹟がある。〈法話〉住職の都合...
鎌倉時代末期、日像上人が向日神社前にある法華題目の石塔婆の傍らにお堂を建て、石塔寺と名付けたのが創建と伝えられている。境内には山吹、つつじが多く、毎年5月の花まつりに披露される「鶏冠井題目踊」は...
古墳時代前期(4世紀)の全長約95mの前方後円墳。第6向陽小学校から竹林公園へと続く竹林の西側にあるのが後円部。発掘調査によって、京都府南部にある古墳からも出土した三角縁神獣鏡のほか多くの鏡が出...
約8.2km・約4時間阪急京都線東向日駅(JR京都線向日町駅)→向日市文化資料館→元稲荷古墳→五塚原古墳→桓武天皇皇后陵→竹の径→寺戸大塚古墳→竹林公園→物集女車塚古墳→淳和天皇火葬塚→物集女城...
鶏冠井町大極殿にある南真経寺は日蓮宗の寺院で、鎌倉時代末期に、日像上人の布教により村人のすべてが日蓮宗に改宗した信仰の中心地。もとは南真経寺と北真経寺は一つの寺で、現在の北真経寺の位置にあったが...
天王山の山麓、宝積寺のすぐ下にある。中世末に当地の井尻長助が知恩院の徳誉光然を開山に招いて建立した浄土宗の寺。重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来立像は鎌倉時代の作。厳かな雰囲気が漂う。
乙訓地方で最も古い神社です。江戸時代以前は天神八王子社と呼ばれ牛頭天王を祭神としていました。天王山の名は祭神の牛頭天王の天王から由来しています。本殿は江戸時代後期の建築で国の登録文化財に指定され...
天正10年(1582)、本能寺で織田信長を討った明智光秀と、中国地方遠征から急遽とってかえした羽柴(豊臣)秀吉は山崎で対峙。戦いの焦点は、どちらが天王山を制圧するかにあったため、いまも勝敗の別れ...
塔の島と橘島を総称して中の島という。塔の島に建つ高さ約15mの美しい十三重石塔は、鎌倉時代後期に奈良・西大寺の僧叡尊が魚の霊を供養するために造立したもの。宝暦6年(1756)の洪水で川に埋もれて...
洪水調節、発電、上水道用水の三つの目的をもった多目的ダムで昭和39年(1964)に完成、高さ73m、長さ254mという堂々とした偉容を誇るドーム型アーチ式コンクリートダム。ダムの上からは「鳳凰湖...
平等院のすぐ南にある縣神社の祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。縁結び、安産の神としてよく知られている。また、毎年6月5日に行われる縣まつりは、昼ごろから通りにびっしり露店が並び...
宇治川の北に連なる山々の一峰、明星山の中腹にある三室戸寺は、奈良時代に開かれた古寺で、西国観音霊場十番札所。境内には江戸時代再建の本堂や阿弥陀三尊坐像(平安時代)を安置する阿弥陀堂、江戸時代建立...
城陽市南東部の丘陵地に広がる府内最大の梅林で、約20haの面積に青谷梅林特産の城州白をはじめ、白加賀などの梅が植えられています。青谷梅林では、2月下旬から3月中旬にかけて梅が咲き誇り、大きな白布...
荒見神社は当初、五社ケ谷の山中にあったが、室町時代に現在の場所に移り、以来、旧富野荘村の産土神として崇敬を集めてきた。重要文化財に指定されている本殿は慶長9年(1604)に造営されたもので、木鼻...
創祀された年代は明らかではないが、日本武尊を祭神としている。重要文化財指定の本殿は室町時代中期に建築されたと推定され、朱塗りの一間社流造、檜皮葺、柱上部や租物などを極彩色仕上げした華やかな外観をもつ。
弥生時代から古墳時代の過渡期(3世紀前半から4世紀初め)の古墳として墳丘や出土物からも日本最古級の可能性を持っている。類例の少ない銅製腕輪「銅釧」が完形で出土し、全国の考古学ファンの注目を集めた...
この遺跡は、古墳時代(5世紀)の小形の古墳と、6世紀後半から7世紀にかけての集落跡、7世紀以降の整然と配置された大型掘立柱建物群による官衙遺構等が重なり合う複合遺跡。官衙建物群の一部を復元し、史...
都の裏鬼門を守護する国家二所宗廟の一つであり、日本三大八幡宮の一つとも称される。本殿は壮大な規模を持つ八幡造で、国内の同形式の本殿の中では現存最古で最大規模を誇る。国家鎮護、厄除開運、必勝・弓矢...
石清水八幡宮検校職であった善法寺宮清の建立。宝冠阿弥陀如来坐像をはじめ、僧形八幡画像など多くの文化財を有する。また足利義満の母良子の菩提寺であった。境内には寄進された紅葉が多く、「もみじ寺」とも...
木津川と宇治川を分ける背割堤に植えられた桜並木は約1.4kmあり、満開の桜のトンネルは圧巻。河川公園になっている周辺には芝生広場や展望所がある。また、隣接する「さくらであい館」の展望塔では、約2...
山城地方のランドマーク的な存在で、頂上の展望台からは、南は同志社大学、西は八幡の市街地、北は京都市の中心部まで望むことができ、まさに一大パノラマの眺望が楽しめる。