妙法院門跡
三十三間堂の本坊。国宝のポルトガル国印度副王信書や庫裏、幕末の七卿落ちの舞台となった宸殿、本堂には重要文化財の普賢菩薩像が祀られる。
三十三間堂の本坊。国宝のポルトガル国印度副王信書や庫裏、幕末の七卿落ちの舞台となった宸殿、本堂には重要文化財の普賢菩薩像が祀られる。
嵯峨の釈迦堂の名前でも親しまれており、嵯峨野でも有数の古刹。寛平7年(895)、源融の没後、別荘を寺としたのが創始。長和5年(1016)に五台山清凉寺が建立された。本瓦葺きの2階二重門という堂々...
木津川のほとりにある恋志谷神社は、後醍醐天皇の寵妃が祀られており、昔から子授けの神として、また婦人病を除く神として信仰されており、毎年、春秋の祭礼には遠方からも多くの人が訪れる。境内近くには「雄...
福知山城は、その前身を「横山城」と呼び、在地豪族横山氏の砦だった。その砦を丹波平定を行った明智光秀が、当時の城郭建築の粋を集めて改築し「福知山城」と改めた。江戸時代には、3層4階の天守閣や広大な...
高台寺道から西へ抜ける小路が石塀小路。人ふたりが歩けるくらいの石畳と木塀の風情ある小路で、5分ほどで通り抜けられる。両側の家も石垣を備え、懐石料理の店や旅館が軒を並べている。南へ二年坂、産寧坂と...
本尊は毘沙門天王、京の七福神のひとつ。再興初代住職・天海大僧正から山科に建立。三代目の公弁法親王以降現在の姿が完成した。(1680年頃)境内は樹々に囲まれ、桜が満開となる春、葉が色ずく秋に美しく...
乙訓地方で最も古い神社です。江戸時代以前は天神八王子社と呼ばれ牛頭天王を祭神としていました。天王山の名は祭神の牛頭天王の天王から由来しています。本殿は江戸時代後期の建築で国の登録文化財に指定され...
約120種類の苔が境内を覆い、緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさから「苔寺」とよばれている。奈良時代の僧行基が天平3年(731)に開創したと伝えられ、室町時代初期の暦応2年(1339)に夢窓...
吉田山のふもとに平安京の守り神として創建されたのがはじまり。境内には、産生(うぶすな)の神をはじめ、菓子や料理の神を祀る社も。なかでもユニークなのは斎場所大元宮。全国の神々が一堂に祀られていて、...
起源は大古山背国葛野郡衣笠村(やましろのくにかどのぐんきぬがさむら)に降臨された北山の神で、その創建は平安建都以前と推定される。足利義満による北山第造営にあたり参拝に不便となったことから現在地に...
平安初期、このあたりに淳和天皇の離宮・淳和院(西院)があり、その鎮守社として奈良の春日大神を勧請したのが起こりといわれている。毎月1日、11日、15日のみ公開される「疱瘡(ほうそう)石」は平安時...
「丹後天橋立大江山国定公園」の指定を受け「森林浴の森」日本百選に選ばれた大江山の森の中にあり、ブナ・ナラの原生林などの自然に包まれている。この神社まで車で行け、観光客や登山者にも人気がある。5月...
江戸時代の史料によると、豊臣秀頼の武将で大坂冬の陣・夏の陣で活躍した大野治長の父、道犬を城主と伝える。深い緑に包まれた城跡は、三段の台地となっており、現在城跡には大野神社がある。
約1千年前、東大寺の僧・平崇上人が開いた寺院。十一面観音立像や日光・月光菩薩立像など多くの文化財が宝物殿に安置されている。また、本堂裏には開創千年を記念した巨大壁画『禅定寺平成大涅槃図』が描かれ...
帆立貝式とよばれる前方部の短い前方後円墳の埋葬施設の石棺が移築されている。石棺には、発掘当時全国でわずか5例となる女性の人骨が残されていた。また、三種の神器ともいわれる鏡、玉、剣がみつかっている...
奈良時代に創建されたと伝える古刹。本尊は不動明王で、行基が開基したと伝えられている。通称「お不動さん」の名で親しまれるこの寺には、大江山の鬼退治の伝説を描いた400年前の絵巻物が保存されており、...
丹波道主命と川上摩須朗女の孫娘が皇后になったことを喜び、川上摩須によってかぶと山山頂に建立されたと伝えられている。また、この地の旧地名「熊野郡」の名のもとになったともいわれます。久美浜湾と日本海...
天平16年(744)に恭仁京が廃都。その大極殿は山城国分寺に施入の後、跡地は金堂として使用され、あわせて七重塔や境内鎮守社なども整えられた。そのため全国でも稀な二つの重要遺跡が複合することになる...
明治25年(1892)に綾部で開教した宗教法人「大本」。綾部・梅松苑には美しい神苑のほかに、20世紀最大級の木造建築「長生殿」、国の登録有形文化財「みろく殿」、国の重要文化財に指定されている古民...
大宮神社は「田原祭」を行う三社のひとつで、荒木・郷之口地区の氏神。荒木天皇谷入口に座し、裏参道から大峰山への登山口がある。境内には町指定文化財の宝筐印塔があり、他にも文殊石碑など神仏習合時代の名...
聖武天皇の皇子・安積親王がこの地に葬られ、その冥福を祈るため、行基が創建したと伝わる。秋は紅葉が美しい。
静かな山間にある寂光院は天台宗の尼寺で、平清盛の娘・建礼門院が隠棲した寺として知られる。境内には「平家物語」にちなんだ庭園や建礼門院ゆかりの史跡などがある。現在の本堂及び本尊は平成17年(200...
宇治川沿いに建つ宇治神社は、平安時代創建と伝えられ、古くは離宮八幡宮(桐原日桁宮(きりはらひけたのみや))と称し、祭神は応神天皇の皇子莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)とされている。三間社流造りの...
「日本の道百選」に選定。建設省認定。「日本の道百選」選定委員会により、市民に親しまれ愛されている道として選ばれた。「哲学の道」はもともと「思索の小径」と呼ばれていた。